解説

【Canva】創造力を要する作業が「今からできる」5つの理由(アート鑑賞と創造力の関係も紹介)

創造力を養うためにアート鑑賞をして、身近な生活や仕事で活かそうとするには時間がかかります。今から創造力を猛特訓することなく、魅力的なデザインを誰でも簡単に作れるようになったら嬉しいですよね。

そこで今回は、アート鑑賞と創造力の関係と、創造力を要する作業が「今から使える」ようになるグラフィックデザインツール「Canva」をご紹介します。

要点だけ知りたい人へ

まずは要点をピックアップ!

要点

アート鑑賞に行く人の54%が「創造力の養成」のプラス効果を期待している一方で、アート鑑賞をしていればすぐに創造力が磨かれるものではない

創造力が必要な作業を「今から使える」ようにするなら
グラフィックデザインツールCanvaがおすすめ

その理由は5つ

  • デザインを選んで画像や文字を変えるだけでコンテンツができる
  • 必要なシーンに合わせてデザインを選べる
  • 素材を探しもCanvaで完結でき、コンテンツ作成に集中できる
  • 場所を選ばずにコンテンツ作成ができる
  • ひとつのデザインを汎用的に使える

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具体的な内容は続きをご覧ください。

はじめに:アート鑑賞は創造力を養える?

創造力が手っ取り早く養えれば、それに越したことはありません。例えば、アート鑑賞は創造力を鍛えられそうに見えますが、実際のところはどうなのでしょうか。

アート鑑賞に行く人の54%が「創造力の養成」のプラス効果を期待している

アート鑑賞に行く人はどんな目的を持って観ているのでしょうか。アート鑑賞によって得られる効果について調べた「日本のアート産業に関する市場調査2019」による統計結果をみてみましょう。

出所)「日本のアート産業に関する市場調査 2019」(一社)アート東京・(一社)芸術と創造

これはコロナ禍となる直前に調べられた調査になりますが、この中でも今回注目するのが「創造力の養成」です。統計データをみると、54%の人がアート鑑賞を通して創造力を養うことを期待しています

創造力をスキルとして活かすには実践の時間が必要

一方で、アートは仕事で役立つという見方も多く存在します。さまざまな意見があると思いますが、ここで気をつけるべきは「アートが必ずしも仕事に役立つとは限らない」ということです。

アート作品は「アーティストの興味や好奇心、疑問に対する自己探求によって生まれた答えのひとつ」です。

鑑賞者はそのアート作品に表現された答えを観て、アーティストの自己探求の道のりを疑似体験していくことで「創造力の養成」をしていくと考えられます。

こうして養った創造力は二次的に仕事やプライベートで役立つこともあるでしょう。

ところが、創造力はアート鑑賞をしていればすぐに磨かれるものではなく、自分自身で何らかの形にアウトプットする場合はその分野である程度の実践期間が必要になります。

元々アウトプットの経験がある分野であれば別ですが、明日の仕事から生きるスキルにするのはなかなか難しいのが現実です。

創造力が必要な作業を「今から使える」ようにするならCanva(キャンバ)

アート鑑賞は人生の中で長く付き合うことで相乗効果が生まれるものだと思いますが、創造力を「今から使える」ものにするにはあまり向いていないかもしれません。

  • プレゼン資料の見栄えを良くしたい
  • お店のポスターやPOPを文字だけじゃなくキャッチーなデザインにしたい
  • InstagramやTikTokといったSNS投稿をもっとクリエイティブに魅せたい

こうした悩みを解決するためにゼロから創造力を猛特訓する姿勢も大事ですが、既にあるものを取り入れて、実践を積んで創造力も養っていくことが近道になるかもしれません。

そんな「今から使える」魅力的なデザインを誰でも簡単に作れるのが、グラフィックデザインツールのCanva(キャンバ)です。

Canvaが「今から使える」5つの理由

なぜCanvaが「今から使える」のかを5つの理由に分けて解説していきます。

理由1. デザインを選び目的に応じて画像や文字を変えるだけでコンテンツができる

おそらく創造力を一番発揮しなくてはいけないであろう、全体のデザイン構成が豊富に揃えられているのが一番の魅力です。

例えば、プレゼンテーションにあった「アートに関する豆知識」というテンプレートを見てみましょう。

内容も込みで作成されたテンプレートなので、そのままでも十分使えるようになっています。

テンプレートは内容も込みで既に完成しているものが用意されている

実際に中身をみると、子供から大人まで幅広く役立つ豆知識が載っています。例えば、パブロ・ピカソさんって生涯で14万5,000点以上の作品を制作していたんだ!という新たな発見もできます。

仮に70年間(25,567日)で制作したと考えると、1日5点以上のペースで制作していたことに!

そして、テンプレートの文字と画像を変えることもできるので、デザインはそのままに、自分の目的に合わせて流用ができます

こういうものがあると、時間がない時でも画像と文字だけに集中できるので、数十分もあれば資料作りができると思えるほどの余裕が生まれそうです。

理由2. 仕事からプライベートまで、必要なシーンに合わせたデザインを選べる

Canvaのテンプレート

テンプレートにもいくつかの種類があり、その数は無料で25万点以上、有料プランのCanva Proだと61万点以上(2022年4月28日時点)もあるそうです。

「そんだけあると、テンプレートを探す方が大変だよ…」

と思ってしまいそうですが、用途別のカテゴリに分類してあるので、テンプレートの目星をつけて探しやすくなっています

仕事であれば、

  • プレゼンテーション(比率16:9、4:3、スマホ向けの縦長のもの)
  • 提案書・企画書
  • ポスター、チラシ、パンフレット
  • POP・フライヤー

プライベートであれば、

  • インスタグラム投稿・ストーリー
  • Facebook投稿画像
  • YouTubeサムネイル・チャンネルアート・エンディング動画
  • メッセージカード

などが用意されています。

また、それぞれのテンプレートが理由1で紹介したものと同様に内容も込みで作成されたテンプレートになっているので、そのまま使うもよし、アレンジして使うもよしとなっています。

理由3. 素材探しはCanva内で完結し、コンテンツ作成に集中できる

Canvaの写真素材

Canvaはデザインのテンプレートが豊富なだけでなく、フリー画像の宝庫でもあります。

人物・自然・ガジェット・食べ物・背景など、幅広いジャンルのフリー画像が豊富に揃っていて、画像は、高解像度で海外風のおしゃれな素材が多いのが特徴です。

すべての画像は、個人・商用利用可能で、加工もOK、クレジット表記の必要もないのも良心的です。

そして、画像以外にもイラストやアイコン、GIF、動画素材も用意されています。Canva Proの場合、それらを合わせると、1億点を超える素材が用意されています

もちろん、自前で持っている写真や動画素材を使いたい場合もアップロードして使えるので、ハイブリッドしてコンテンツ作成ができます。

また、個人的に便利だと感じているのが「画像加工のフィルターコード」です。例えば「写真を同じ雰囲気に加工して統一感を出したい」という場合に、限られたフィルターのテンプレートの中からしか選ぶことしかできず、自由度が低い場合があります。

その点、Canvaでは自分でカスタマイズした画像の調整結果を自動的にコード化してくれる機能があり、別の写真についてもこのコードを入れてあげるだけで、同様の調整を反映することができます。

例えば、2022年4月9日にリニューアルオープンした国立西洋美術館の前庭を撮影した写真を、3つのフィルターで調整してみました。

(左上)撮影したままの写真
(右上)鮮明な写真
フィルターコード:648f78644f007f32640000646400
(左下)Retro:ポラロイドカメラの写真のように
フィルターコード:646452946428a932640000646400
(右下)Whimsical: ちょっとした”赤の色味”を追加
フィルターコード:8f552f155115a032640000646400

国立西洋美術館、前庭

《考える人》(一部)
オーギュスト・ロダン、840年ー1917年、ブロンズ、186 x 102 x 144 cm
国立西洋美術館

自分の好みのフィルターをカスタマイズしておけば、いつでも他の写真に流用ができます。

操作としては編集したい画像を選択して、「画像の調整→調整」を選ぶとフィルターコードを入力できます。

今回使った上のフィルターコードもぜひ試しに使ってみてください。

理由4. 場所を選ばずにコンテンツ作成ができる

資料作成やポスターを作る時に困るのが席についてPCを開き、作業をしなければいけないところではないでしょうか。

例えば、電車やPCを持ってきていないシーンでも、スマホやタブレット端末さえあれば専用アプリから作業を再開することができます。ちょっとした空き時間にいつでもどこでもデザインを作れるので、思い立った時にすぐコンテンツを作成できます。

ただし、PCブラウザやアプリ共通で、作業する時にはインターネットに接続している必要があるので、その点だけは注意が必要です。

理由5. ひとつのデザインを汎用的に使える

最後はCanva Proならではの便利機能である、一度作ったデザインを維持したまま、ワンクリックでサイズ変更ができる「マジックリサイズ」です。

文字を含めたデザインはそのままに、サイズをワンクリックで自由に変更できるので、

  • 撮った写真で作ったデザインをインスタグラムのストーリーや投稿など、SNS発信でも使いたいとき
  • 一度作ったデザインを印刷する紙のサイズに合わせてリサイズしたいとき

といったシーンで役立てることができます。

デフォルトで、インスタグラム投稿やストーリー、ギフト券、ポスターなど、よく使われるサイズのテンプレートが用意されていますが、思ったサイズがない場合はサイズを指定して自分の好きなサイズに変更もできます。

今回は試しに、国立西洋美術館に展示されている作品に簡単なデザインを追加したものをリサイズしてみました。

《自画像》
マリー=ガブリエル・カペ、1783年頃、油彩,カンヴァス
国立西洋美術館、2001年度購入
※文字はCanvaで追加しています

こちらのリサイズも、元のデザインさえ用意してしまえばワンクリックでものの数秒で複数作ることができます

デザインを都度調整する必要がないので、いろんなサイズのコンテンツ作成を一瞬でしたいときに便利です。

今から使えるデザインはCanvaで作り、アート鑑賞でコツコツと創造力を養成して両方を楽しもう!

デザインをするための創造力は一朝一夕ではなかなか手に入れ難いですが、Canvaを使えば簡単に「今から使える」デザインができます

Canvaは無料アカウントでも十分な機能とフリー素材が揃っているので、まずは無料版から試してみてください。

そして、アート鑑賞も時間をかけてコツコツと楽しむことで、アーティストの自己探求の道のりを疑似体験し「創造力の養成」はもちろん、さまざまなプラス効果を育んでくれると思います

目の前のやるべきことと、これから先に役立つかもしれないことに分けて、どちらも楽しんでみてはいかがでしょうか。

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ABOUT ME
よしてる
東京でアート巡りををしながら「アートの割り切れない楽しさ」を探究している理系男子です。会社員をしながら、週末アートウォッチをしています。 2021年から無理のない範囲でアート作品の購入も始めました。 好きな動物はうずら。

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