【グラニフ(graniph)】Tシャツをキャンバスにさり気ないワクワクを届けるファッションを紹介(装いからアートを楽しむ)
Tシャツをキャンバスに、自由で遊び心あふれるグラフィックが描かれたファッションを装う。その装いを見たり、着たりするところからアートを楽しむきっかけを作ってみませんか?
今回はさり気なく意外性を放つデザインが特徴のファッションブランド「グラニフ(graniph)」をご紹介します。
要点だけ知りたい人へ
まずは要点をピックアップ!
- 近年アートとファッションのコラボが活発な一方で、個性的すぎて普段使いがしにくいことがある。
- そんな人がアートから個性的なグラフィックまで、自分なりの表現がしやすいコラボファッションを楽しめるのが「グラニフ(graniph)」
- おすすめポイントを一言でいうならば、「尖りすぎない個性的なグラフィックが、さり気なく配置されているワクワク感」
- グラニフの魅力は「①さり気ないデザイン」「②「その人らしさ」に寄り添うアイテム作り」「③愛着が湧く」「④コストパフォーマンスが高い」こと。
- 絵本のキャラクターからポケモンカードゲーム×はじめしゃちょー×グラニフのコラボやオサムグッズまで、幅広いグラフィックをTシャツというキャンバスに落とし込んでいる。
グラニフ(graniph)のファッションを見てみる
では、要点の内容を詳しく見ていきましょう!
アートとファッションのコラボは身近な存在に
近年アートとファッションのコラボレーションが活発になってきています。
そこにはファッションの持つイメージの拡散力やアートとの親和性などさまざまな理由が挙げられますが、分かりやすい理由はKAWSがそうであるようにアートを手軽に手に入れる機会を生みやすいことではないでしょうか。
アート作品は気軽に買えないかもしれないけれど、例えばアートがプリントされたTシャツだったら手に入れやすく、自分にあったアートを選択しやすくなります。
そして、ファッションは「装う」ことで自己表現ができ、普段の生活の中でも話題にしやすいので、言語を超えたアートについての対話が生まれやすくなります。ファッションを通してアートが身近になることで、これまでアートに触れてこなかった人たちが作品やアーティストを知るきっかけになっていきます。
こうした理由から、アートとファッションのコラボレーションは身近な存在になっています。
コラボファッションは普段使いにはハードルが高い?
自分が好きなアーティストとファッションのコラボレーションであればそのアイテムを手にしてみるのが一番です。その一方で、普段使いしたいなと考えながら選ぶときに、こんなことを感じることもあるのではないでしょうか。
- アート/ファッションブランドが前に出過ぎ感があって、普段使いがしにくいことがある
- アートのように独創的なデザインでも、さり気ないアクセントくらいで楽しめるアイテムが欲しい
- 今はアートにそこまで興味がないけど、自分らしさを表現できるデザインを取り入れたファッションを試してみたい
特に今はアートにそこまで興味がない人であれば、ファッションを見て”このグラフィック好きかも”から始めるアートの楽しみ方もおすすめです。
個性的なグラフィックのコラボファッションを自分らしく着こなせる「グラニフ(graniph)」はそんな体験がしやすく、さり気なく意外性を放つデザインで”好きかも”を後押ししてくれますよ。
グラニフ(graniph)4つの魅力
グラニフ(graniph)とは「Tシャツ×アート」をテーマに、Tシャツというキャンバス上で表現される個性豊かなグラフィックデザインが特徴のファッションブランドです。
おすすめポイントを一言でいうならば、尖りすぎない個性的なグラフィックがさり気なく配置されているワクワク感が得られるファッションです。
具体的に4つの魅力をみていきましょう。
魅力1. さり気ないデザインで着やすい
グラニフはデザイン性が豊かなのに、さり気なく意外性を放つグラフィックのアイテムを多く取り揃えているのが一番の特徴です。
例えば、流氷の天使クリオネのグラフィックを使ったTシャツは、こんな感じのデザインになります。
穏やかな色合いで、サイドパーツの配色がワンポイントになっているTシャツ。この中にさり気なくクリオネが泳いでいます。
遊び心に満ちたデザインをしているのに、あくまでもファッションにさり気なく溶け込んでいるのが心くすぐられますね。
そのため、自分の好みのファッションに取り入れやすく、普段から着やすい仕上がりとなっています。
魅力2. 「その人らしさ」に寄り添うアイテム作り
ファッションブランドは一般的にブランドの色が出るものですが、グラニフの場合はデザインのもつ”らしさ”を表現しつつも、その人らしさに寄り添うものづくりをしています。
グラニフのものづくりは「ブランドの一方的な世界観を押し付けるのではなく、あらゆる人にその人らしく、グラフィックアイテムを楽しんでほしい」ということを重視しています。
そのため生活に寄り添うデザインになっている印象があります。
また、子どもから大人まで幅広いサイズ展開もしていて、親子で楽しめるのも魅力的ですね。
もちろん、Tシャツを中心に、ワンピースやアウター、パンツといったアイテムも揃っています。
中にはキャップ、トートバッグ、スニーカー、マグカップ、スマホケースも。ホームグッズまで幅広く揃えられます。
魅力3. 愛着が湧くから普段使いしたくなる
最後は客観的に魅力を知れる統計も紹介します。簡単にいうと、「ブランドに愛着を持っている人が多い=普段使いのしやすさを感じる人」が多い傾向があります。
具体的にいうと、利用者が企業やブランドに対してどれくらいの愛着や信頼があるかを図る指標となるNPS(ネット・プロモーター・スコア)という調査方法があるのですが(よくみるアンケートの「あなたは○○を友達にどれくらいおすすめしたいですか?」という項目がそれです)、グラニフは際立ったハイスコアを獲得しています。
特に日本では、有名な企業でもNPSがマイナスとなる傾向があるにも関わらず、グラニフではプラス、しかも2桁のハイスコアを記録したことがあるほど。
それほど、ブランドに愛着=普段使いのしやすさを感じる人が多いことが伺えます。それは時に、ファッションが誰とかぶっても盛り上がるシーンを生み出すほどなのだそうです。
魅力4. コストパフォーマンスが高い
ここまでみてきたようなこだわりの詰まった洋服が2,000円代から手に取ることができます。(小物であればそれ以下の価格帯から選べます)デザイン性にこだわりを持って作られているのに、この価格帯なのは着る側にとっても嬉しいですね。
また、グラニフ公式アプリを使えばクーポン利用もできるので、賢くファッションを楽しめます。
グラニフ(graniph)のファッションはこんな感じ
以上4つの魅力を踏まえた上で、どんなファッションが揃っているのかもみてみましょう。
話題のものからグラニフらしい要素を放つ4つのアイテムをピックアップしてみました。
(2022年5月28日時点の情報です。詳しくは公式サイトをご覧ください)
P-Lab.:ポケモンカードゲーム×はじめしゃちょー×グラニフのコラボ
2022年5月に話題となっているのが、ポケモンカードゲーム×はじめしゃちょー×グラニフのスペシャルコラボレーション『P-Lab.(ピーラボ)』です。
普段ポケモン界ではなかなかクローズアップされないピチューを主役に、ポケモンカードゲーム感をさりげなく出しつつ、おしゃれ感のあるかわいいアイテムが揃っています。
「ポケモンは好きだけど、目立たない程度のものが欲しい」という人でも着やすいデザインになっていて、裏地にピチューのポケモンカードが刺繍されているのも粋です。
また、グラニフ国内店舗、グラニフ公式オンラインストアでコラボレーションアイテムを予約・購入をすると、先着で特別デザインのポケモンカード「いたずら好きのピチュー」と「オリジナルショップバッグ」がもらえます(無くなり次第終了)。ポケモン好きにとっては嬉しいプレゼント!
コラボの詳細ははじめしゃちょーさんのYouTubeもチェックしてみてください!
また、今回のコラボの誕生秘話を読むと、作り手のこだわりが凝縮されていることが分かります。
ポケモンカードゲーム×はじめしゃちょー×グラニフ! スペシャルコラボレーション『P-Lab.(ピーラボ)』開発秘話
原田治:世代を越えて愛され続ける、「オサムグッズ」
原田治(はらだ おさむ)さんは1946年ー2016年に活躍した東京出身のイラストレーターです。1976年にマザーグースを題材としたキャラクター「オサムグッズ(OSAMU GOODS)」が現代でも多くの人に親しまれています。
イギリスの童謡「マザーグース」にインスピレーションを受けて生まれたキャラクターたちで、
- パワフルでしっかり者の女の子ジル
- 心優しい男の子ジャック
- ハンプティダンプティ
- 猫のキャット
- 犬のドッグ
など、男の子も女の子も犬も猫も、みんな平等でボーダーレスな世界観が、ロングセラーの理由です。
ちなみに、原田治さんが考える「かわいい」とは、「明るく、屈託がなく、健康的な表情であること。そこに5%ほどの淋しさや切なさを隠し味のように加味するというもの」なのだそうです。喜怒哀楽が混ざり合うから、かわいさが際立つのかもしれません。
絵本に登場するあの子たちも
絵本に登場するキャラクターを多く扱っているのも特徴のひとつ。そのファッションが子どもから大人まで自然に取り入れやすいのがまた良いです。
例えば、オランダの絵本作家・グラフィックデザイナーのディック・ブルーナさんが描いた絵本でお馴染みのミッフィー。並んで座る姿がかわいらしい、絵本を着ているようです。
他にも、世界中に愛され続ける数々の作品を生み出したエリック・カールさんのロングセラー絵本「はらぺこあおむし」をグラフィカルにあしらったものも。
ファッションに自然と馴染んでくれるので目立ちすぎない良さがあり、でも気づかれたら話したくなるワクワク感が絶妙なバランスで成り立っています。
グラニフのキャラクター「ビューティフルシャドー」
グラニフにはゆるかわなオリジナルキャラクター「ビューティフルシャドー」という子がいます。ここまでくるとアートを装う話からそれてきますが、この子のユルさがまたかわいいのでおまけに紹介させてください。
どこかとぼけた表情が可愛らしい、枝豆のような特徴的なシルエットのキャラクターで、長い手足を生かしてTシャツの中をあっちへ行ったり、こっちへ来たりと、まるで放課後の校庭のようにうごき回ります。
例えば、もぐらたたきゲームをテーマにしたTシャツでは世界観が前面に出ていますが、遊び心全開でポケットに穴が空いていたり、タグのようにビューティフルシャドーが顔を覗かせていたり、意外性のあるかわいらしいグラフィックが使われています。
既成概念を打ち破るかのようなその姿が、どんな時も楽しむ気持ちを忘れずに、自由気ままに過ごすことを教えてくれます。
生活の一部に寄り添うファッションからアートのある日常をはじめよう!
アートを装う気軽さとワクワク感を与えてくれるグラニフをみていきました。
個人的にはこういったファッションのグラフィックを見て「このイラスト好きかも」と思ったところから、次第にアートにも興味を持つきっかけになるのではと思います。
その”アートに興味を持つ”には、アートを前面に出すものも魅力的ですが、普段から使いたいと思えるさり気ないデザインだったり、愛着の湧くものであったりと、生活の一部に寄り添う形であることが大事だと思います。(そんな魅力を持つグラニフで個人的には、現代アートとのコラボもより増えてくれたら嬉しいです!)
生活の一部に寄り添うファッション「グラニフ」からアートのある日常をはじめてみてはいかがでしょうか。
グラニフ(graniph)のファッションを見てみる
※サムネイル画像は撮影画像を元にCanvaで編集したものを使用しています。