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奔放不羈な動物と景色の撮影写真7選(今見える景色はこんな感じ)

よしてる
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今回は趣味で撮っている「今見えている景色はこんな感じ」の写真たちをご紹介します。いつもはアートの写真撮影の練習も兼ねた鑑賞がメインですが、その他にもいろんな景色を撮っています。

写真の整理もかねて、僕の中でのライフワークにしている「今見えている景色はこんな感じ」というシリーズの写真の中から動物編と景色編にわけて、合計7枚ご紹介していきます。

「今見えている景色はこんな感じ」とは?

今回ご紹介する写真には「今見えている景色はこんな感じ」というテーマをつけています。「今見えている景色はこんな感じ」の写真達は経年で撮り続けているもので、

  • 今しか切り取れない景色の保存
  • 年齢と共に自分にしか撮れない景色に変化していく様子を記録したい
  • 自分自身が続きを観たくなるような物語を紡いでいく

という気持ちを込めています。

ルパン三世が「終わりが来るその日まで、俺はルパン三世でいたいんだよ」といったように、自分自身も「これこそ自分の物語だな」といえる日々を奔放不羈(ほんぽうふひ:何ものにも拘束されず、思いどおりに振る舞うこと)に過ごしていけたらなと思って撮り続けています。

不確実性が続くVUCA時代ではなおのこと、変わり続ける景色をとらえて記録していくことに意味があると思っています。

それでは、記録してきた景色を1枚ずつご紹介していきます!

動物の写真編

まずは動物の写真を3つご紹介します。

小さな阿修羅|すずめ

《小さな阿修羅》

すずめの見事な整列をとらえた写真です。

先頭の雀は険しくも凛々しい表情をしていて、まるで阿修羅像の真似をしているようです。阿修羅の姿は三面六臂(さんめんろっぴ)と呼ばれ、3つの顔と6つの肘を持ち、戦いを象徴する最強の守護神と呼ばれています。雀は7匹くらい並んでて、本家以上に気合いが入っている様子でした。

小さな守護神が街を見守っているようで、頼もしくもかわいい瞬間でした。

雨宿り|カラス

《雨宿り》

梅雨の時期に雨宿りをしていた時に、一緒に雨宿りをしていたカラスを撮影したときの写真です。日常生活では嫌われ者のカラスですが、おとなしい姿を見るとにくめない存在に見えていきます。

同じ雨宿りをする隣人として、境遇が重なると視点も変わり、自分の価値観が変わる瞬間を体感したときの写真となりました。

すべては大雨のおかげ、そういう意味では、雨の日も悪くないとも思えるようにもなりました。

所有と占有|猫

《所有と占有》

公園でくつろぐ猫。ここは自分の場所だといわんばかりの堂々さで、カメラを構えてもお構いなし、「所有権は自分にある」と言わんばかりの態度です。

この姿勢をみて、所有と占有について考えていました。

  • 所有権:自分の物ということができて、使ったり、貸したり、処分したりと何でもできる権利。
  • 占有権:事実上支配できる状態を認める権利。

自分のものではなくても自分のものと主張をする、時にそれは占有のための争いを生んでしまいます。

では、この猫はどうでしょう。そこがどんな用途で使われていたとしてもお構い無し、自分にとって安心できる場所であればそこに住む。大事にしているのは、自分が扱える範囲で所有していることなのかもしれません。占有すれば持てるはずのないものも手にいれることができます。でも時に、それをし過ぎると扱いきれなくなり、扱えない力に自分が押し潰されてしまいます。

自分に必要なものを、自分が扱える範囲で所有する、というのも大事なのかもしれないと感じた写真になりました。

景色の写真編

つぎに、景色の写真を4つご紹介します。

丸みを帯びた球体|銀杏

《丸みを帯びた球体》

光も銀杏も雫も、共通点を挙げるとしたら丸みを帯びている、ということができます。共通点があるけれど、持っている良さは異なり、

  • 光は視界を照らす道標
  • 銀杏は免疫力の増強
  • 雫は潤いを与える

他人の魅力をうらやみ自分の輝く部分を発揮しなくなるのは勿体なく、それぞれの良さを発揮するのが大事、そんなことを教えられているようです。

ちなみに、銀杏はβカロテン、ビタミンCを持つため、風邪予防が期待できるそうです。ただ、食べ過ぎるとメチルピリドキシンにより稀に食中毒を起こすのでご注意を、中庸が大事です。

喧騒と自分の輪郭|車

《喧騒と自分の輪郭》

都会はたくさんのモノや情報て溢れています。知らないうちに都会の空気にのまれ、自分自身の本来の形を見失っているかもしれません。

一説では、現代人が1日に触れる情報量は、平安時代の一生分、江戸時代の1年分と言われています。その中のどれが自分にとって必要な情報か、立ち止まって考える時間を意図的に作ることで、自分の輪郭を描き出せる気がします。

灯り|商店街

《灯り》

人通りは少なくても、いつもと変わらない明るさで道を照らせる街ってすごいなと感じます。

パンデミックが発生している今はなおのこと、商店街の人通りは少なくなっています。それでも夕方になると灯る光が、いつも通りの日常を生み出しているようで、いついかなる状況でも自然体であろうという気持ちに立ち帰れるような気がします。

この青みと街灯のオレンジが映えていて良き景色でした。

蛍のような光|緑道

《蛍のような光》

緑道を歩いていた時に見つけた光の粒を撮影したものです。緑の中からひょっこりと顔を出していて、緩やかに点滅している様子が、蛍が飛んでいるように見えました。

昔はこの地域にも本物の蛍がいたのかもしれないけれど、今は技術で疑似体験できるような形で表現されています。便利な世の中になることはいいことである一方で、そこに何かさみしさも感じる瞬間でした。

蛍が観れなくなったことと同じように、次はこの緑道自体がなくなってしまうかもしれません。失う前に今この瞬間を記録する、そんな思いで撮影をしました。

まとめ:同じ景色は2度と来ないから、今の足跡を撮る

これまで撮影してきた「今見えている景色はこんな感じ」の中でも、心に残っている写真をピックアップしてご紹介しました。

一つのテーマを持って撮影をすると、写真が意味づけされ、エネルギーを持つようになると思います。

そして、自分の目で見た今を写真に残し、そこに今の自分が感じたものを言葉で残すことが、「今を生きた足跡」になると思います。

自分の生きた足跡を振り返った時に、「これこそ自分の物語だな」といえるように、これからも撮り続けていきます。

最後までご覧いただきありがとうございました、次回はアートの話に戻って更新していきます!

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ABOUT ME
よしてる
1993年生まれの会社員。東京を拠点に展覧会を巡りながら「アートの割り切れない楽しさ」をブログで探究してます。2021年から無理のない範囲でアート購入もスタート、コレクション数は25点ほど(2023年11月時点)。
アート数奇は月間1.2万PV(2023年10月時点)。
好きな動物はうずら。
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