ミル挽きコーヒー【コーヒーの淹れ方~お手入れ編】(在宅のおすすめ趣味)
コーヒー語り最終回です。今回は、
- ミル挽きコーヒーは6ステップでできる。
- コーヒー淹れるのにかかる時間は10分程度。(慣れればもっと早く淹れられる)
- 後片付けの方法。
をお伝えていきます。自宅で手頃に始めやすい趣味のひとつにもなると思います。ぜひ、ご参考にしてみてください。
趣味選定~道具準備については、こちらをチェック!
準備する道具
今回私が準備した道具はこちらです。
写真 | 道具 | |
---|---|---|
コーヒーミル | HARIO(ハリオ) コーヒーミル 透明ブラック 手挽き セラミック スリム MSS-1TB | |
コーヒードリッパー | HARIO (ハリオ) V60 耐熱ガラス透過 コーヒードリッパー オリーブウッド 01 コーヒードリップ 1~2杯用 VDG-01-OV | |
ペーパーフィルター | HARIO (ハリオ) V60 用 ペーパーフィルター 01M 1~2杯用 100枚入り みさらし VCF-01-100M | |
コーヒー豆 | STARBUCKS® MEDIUM ROAST|グアテマラ アンティグア を飲み干してしまったので。。。 今回は地元の京都西陣アップス珈琲 東京・雪が谷大塚で購入した 「ラオス カチモール 中深煎り(サムライプロジェクト)」を使用 | |
コーヒードリップポット | 急須で代用 | |
コーヒーサーバー | ステンレスの水筒で代用 | |
はかり | 自宅に合ったものを使用。無くても豆を計る用のスプーンで代用可能。 | |
コップ | コーヒードリッパー受けで使用 (コーヒー入っている写真ですがご容赦ください。) | |
タイマー | コーヒーの抽出で使用
スマホのタイマー機能などでもOK |
ちなみに、私が最初に参考にした手順のお手本がこちらです。
動画も分かりやすいので、参考にしてみてください。
ミル挽きコーヒーの6ステップ
1ヵ月練習してみて「これが美味しい!」と感じた方法を、簡単に6ステップでお見せします。
①挽き加減調整
挽き加減をコーヒーミルの調節ねじで調整しておきます。
閉めすぎると濃すぎるコーヒーになってしまうので、大事な工程です。
一度時計回しで最大まで調節ねじを締めた後、反時計回しで11回「カチッ」と音を鳴らして緩めておきます。
②計る
次に、コーヒー豆の量を計ります。
お湯の量、コーヒー豆の種類、作りたい濃さなどによっても1杯分のコーヒー豆の量は変わるそうです。そこは奥が深そうなので、専門家にお任せしたいと思います。
私がコーヒー豆専門店で伺ったところによると、「大体15gで1杯分」と教えていただきました。
1杯分よりはちょっと多めに淹れたいなという気持ちで、コーヒーミルにコーヒー豆を20g計って入れます。
※はかりで計るのが面倒だな、という方は、豆を計る用のスプーン一杯分で約15g入れられます。
③挽く
コーヒー豆をミルに淹れたら、蓋をしてハンドルを付け、時計回りに回して挽いていきます。
粒の粗さは、このくらいです。
最初は挽いている最中に引っかかり回しずらいこともありますが、慣れるとこの時間も楽しみの一つになっていきます。
引っかかりが無くなったら終了。
蓋を開けた瞬間の豆の香りで気持ちが弛緩してリラックスします。
④ドリッパー準備
コーヒードリッパーにペーパーフィルターをセットします。
セットする際は、ペーパーフィルターの継ぎ目を折ってから広げると綺麗にセットができます。
コーヒー粉受けを取り外して、挽いたコーヒー粉をペーパーフィルターに入れます。
ペーパーフィルターにコーヒー粉を入れ終わったら、表面が平らになるように慣らしてあげます。コーヒードリッパーを軽くゆすってあげると平らになってくれます。
粉を入れ終わったらコーヒードリッパーを水筒の上にセットします。
⑤蒸らし
お湯を淹れる前に、タイマーを3分30秒でセットします。
タイマーをスタートしたら、いよいよお湯を淹れます。
お湯は中心から、ゆっくりと入れてあげます。
全体的に粉が湿る程度お湯を淹れたら手を止めて、20秒~30秒放置して蒸らしてあげます。
⑥抽出
蒸らしが終わったら、コーヒーを抽出していきます。
中心から淹れて「の」の字を描くように、お湯を淹れていきます。
何回か淹れてみて分かったポイントはこの3つです。
これで、お湯も綺麗に落ちてくれるし、程よい濃さになってくれます。
3分30秒経ったら、お湯が全部落ち切る前にコーヒードリッパーをコップに移します。
このくらいの量でコップに移してしまいます。お湯が落ち切ってしまうと、折角淹れたコーヒーにえぐみが入ってしまいます。
これで完成!!香りと味を味わってみてください。
自分好みのコーヒーは淹れられたでしょうか。
ここだけこだわったら、美味しく淹れられた
1ヵ月見よう見まねで淹れてみて、
とにかく《お湯を細く、ゆっくりと入れてあげる》のが美味しくなるポイントだなと思いました。
実験のように何回か試行錯誤して、うまくコーヒーを淹れられたとき、その美味しさに嬉しくなりますよ!
コーヒーを淹れ終わったらお手入れを
コーヒーを淹れ終わったら、道具のお手入れをします。
道具はすべて水洗いができ、一週間に一回くらい洗剤で洗ってあげたら大丈夫です。
(コーヒーの油分を取るため。)
まとめ|ミル挽きがブラックコーヒーの美味しさに気づかせてくれた
最初の何回かは味の調整が上手くいかないとは思いますが、差し湯も駆使すれば毎回美味しいコーヒーが飲めます。この手間をかけることで、柔らかな苦みと酸味を持った、すっきりとしたブラックコーヒーになります。
私の体験ですが、ミル挽きコーヒーを飲み始めたことで今まで苦手だったブラックコーヒーが飲めるようになりました。ミル挽きコーヒーを初めて一番の衝撃がこれでした。
コーヒーを淹れるのに10分弱と、あまり時間も取られないのも程よいです。気になった方は、お試しください。