【レビュー】美術手帖3冊を50%OFFでゲットする方法|アート情報を半額で入手しよう
最新のアート情報を知るのに役立つ雑誌「美術手帖」をこれから読む人におすすめなのが、3冊分を半額でゲットできる定期購読です。
私自身、美術手帖を定期購読でお得にゲットして「この情報量を半額で手に入れられるのはありがたい!」と感じました。
今回は美術手帖を50%OFFで入手する方法と、定期購読をしてみて良かったことをご紹介します。
定期購読を3冊分してみたレビューもまとめているので、あわせてご覧ください。
美術手帖とは?
美術手帖とは、国内外の現代美術の最前線を紹介する、現代アートの専門書です。
「現代アートってそもそも何?」という初歩的な内容から、作家の活動や創作の秘密、アート業界で話題となっている最新動向まで、幅広い領域をカバーした特集をしています。
例えば、美術手帖では作品を作った背景や、作者へのインタビューなどが特集されることがあり、ギャラリーや美術館で見ただけの作品から「こんな背景があって生まれた作品」という一歩先の理解に繋げてくれます。
出版社 | 美術出版社 |
創刊 | 1948年 |
発行間隔 | 季刊 |
発売日 | 3月・6月・9月・12月の7日発売 |
サイズ | A5 |
参考価格 | 紙版:1,980円 デジタル版:1,584円 (2023年11月時点) |
2021年10月号「アートの価値の解剖学」は全ページ試し読み可能
「美術手帖にどんな内容が載っているのか実際に読んでみたい!」
という方は、デジタル版でサンプルを全ページ閲覧が可能です。
現在閲覧できるのは2021年10月号「アートの価値の解剖学」で、現代アートをこれから知っていきたいという方には特におすすめの内容です。
例えば、
といった内容が少しでも気になった人は読んでみてください。
美術手帖らしい程よく濃い情報量なので、試し読みに最適な特集号です。
美術手帖の定期購読がおすすめな理由3つ
結論、お得に美術手帖を入手するなら、雑誌のFujisan.co.jpで定期購読がおすすめです。
その理由3つを、私自身が実際に購読した体験から詳しくご紹介します。
理由①:3冊分を定価の50%OFFで入手可能(4冊目以降も10%OFF)
一番の理由は、美術手帖の最新号を定価の50%オフで入手可能であることです。
バックナンバーであればAmazonや楽天などで安価に入手できる場合もありますが、最新号を半額で購入できるのは雑誌のFujisan.co.jpだけ。
実際の割引額を比較してみると、太っ腹っぷりがよくわかります。
媒体 | 割引前(定価) | 割引後(定期購読) |
---|---|---|
紙版 | 1,980円 | 990円 |
それを3冊分続けたら、2,970円もお得に買い物ができます。
そして、4冊目以降も10%OFFで定期購読ができるので、その後の購読も定価より安く入手しながら、最新の現代アート情報をゲットできます。
書籍や雑誌は通常割引で販売されにくいものなので、定期購読だからこそのメリットといえるでしょう。
理由②:デジタル版も追加料金なしで閲覧可能
2つ目の理由は、紙版が届くのに加えて購読開始号と同じ号からデジタル版も追加料金なしで読めること。
デジタル版はPC、iOS、Androidで閲覧可能で、印刷にも対応しています。
紙版は自宅用、デジタル版は外出先で読む用と使い分けられるのが良いですね。
著作権等の関係で一部掲載していない記事や写真が稀にありますが、そこは紙版でチェックできるのであまり問題ありません。
理由③:発売日に送料無料で届く(雨天も安心のビニール梱包)
3つ目の理由は、美術手帖の発売日に送料無料で届くという点です。
雑誌のFujisan.co.jpでは送料の追加料金がないため、価格重視で購入する上ではありがたいポイント。
また、ビニール袋で梱包された状態で届くため、雑誌の天敵である雨に濡れることなく手元に届く点も安心です。
レビュー:美術手帖を3冊分定期購読してみた
ここからは、私が実際に購読してみた感想から、美術手帖を3冊読んだレビューまでを順番にご紹介していきます。
1冊目「松山智一の個展特集」に惹かれ美術手帖の定期購読スタート
私が美術手帖を定期購読しようと思った理由は、松山智一さんの個展「IN AND OUT」を観て、作品について掘り下げて知りたいと思ったためです。
松山智一さんの個展を観て「再編集」というコンセプトがあることは理解できましたが、
- どうしてこの表現に至ったのか?
- モチーフは何を再編集しているのか?
などの疑問も湧き、モヤモヤしたまま結局分からず、会場を後にしました。
抱えた疑問を解消する方法はないかと調べてみたら、個展開催時期に松山智一さんの特集が美術手帖で組まれていたことを知りました。
そこで定期購読なら3冊分まで50%OFFの半額で購入できることを知り、購入しました。
実際に読んでみて、作家のバックボーンから作品のコンセプト、そしてモチーフをどこから引用しているのかまでを詳細に特集されていて、とても勉強になりました。
また、松山智一さんの特集以外にも
- 直近の展覧会のアーティストインタビュー
- 世界のアートシーン動向
など、+αの少々マニアックな部分まで掲載されていて、新たな発見もありました。
作品の写真は基本カラーで素敵なのも魅力的でした。
2冊目「女性たちの美術史」で三島喜美代を知った状態で鑑賞を実現
「次の特集も新しい視点を知れるかも」という興味から、2冊目も購読しました。
2冊目は女性作家に焦点を当てた特集で、戦後の現代美術史と女性作家の関係について知ることができました。
中でも印象的だったのが三島喜美代さんの特集で、作品の作風や作家自身のエネルギッシュな印象が残り、「作品を一度見てみたい」と思うようになりました。
その思いを抱えたまましばらく経った頃に、MAKI Galley 天王洲で作品が展示されることを知り、作家を知った状態で作品を観る機会を作れました。
3冊目「アートの価値の解剖学」で現代アートの知識を深められた
そして3冊目、「アートの価値の解剖学」のタイトルが興味を引いたこともあり購読しました。
実際に読んでみたところ、「そもそもアートってなんで価値があるの?」という疑問解消に役立つ内容でした。
特に、作家やギャラリスト、美術館、オークショニアなどのアート業界のプレイヤー達の役割、そして、それらの立場を総合してアートが価値づけされていくことを知りました。
こうした3冊分の体験が定価だと5,940円かかっていたところ、2,970円に抑えることができました。
知識面と価格面の両方ともに、満足できる内容です。
まとめ:美術手帖をお得にゲットしよう!
美術手帖は特集する対象となるアートをマクロ、ミクロの両刀で紹介している雑誌です。
特に、現代アートや今後の美術動向を多角的に知りたい!という方におすすめです。
現代アートを楽しむ参考書をお得にゲットして、アートを生活の一部に取り入れてみませんか。
また、美術手帖は実店舗が渋谷パルコ2階「OIL by 美術手帖」にもあります。
バックナンバーを見られるほか、ギャラリーも併設していて、例えば
といった展覧会を開催しています。
こちらも新たな作品に出会える場になるので、合わせてチェックしてみてください!