アートフェア

【2021年版アートフェア東京】写真で振り返るアートの見本市

よしてる

今回はアートフェア東京2021の模様を写真で振り返りながら観ていきます。

これから行くぞ!…という方にとってはどんな作品があるかの参考に
まだ行くか迷っている…という方には背中を押すような
今回はいけない…という方には会場の雰囲気を感じてもらえるような

そんな記事にしています。全部をご紹介したいところですが、今回は3つのカテゴリに分けて作品をご紹介していきます。

そもそもアートフェア東京って何?という方はこちらをご覧ください

これまで観てきたアーティストの作品

これまでにギャラリーへ観に行ったものや、過去のアートフェア東京で観て記憶の中に残っている作品達を、まずはご紹介していきます。

高松和樹

恵(冬)

《恵(冬)》
高松和樹

高松和樹さんの作品は、過去のアートフェア東京で何度か観たことがあり、久しぶりに観に行くことができました。白と黒のグラデーションで女性を表現している作品を制作しているアーティストです。

必要最低限の色味で距離感を表現していて、それでいて存在感のある作品という印象があります。

欲スル物ハ其々

《欲スル物ハ其々(部分)》
高松和樹

20日の12:00から会場入りしましたが、高松和樹さんの作品はほぼすべて完売しており、「すごい人気なんだなぁ」と感じました。

今回は版画の販売もしていて、そちらも半分くらいなくなっている様子でした。

高松和樹とは?

高松和樹さんは宮城県出身のアーティストです。日本だけでなく、アメリカで個展を開催されていたりと、海外でも活躍されています。

作品はパソコンを使ったCGを出力して手による彩色をほどこす、デジタルとアナログの両方を組み合わせた方法で制作をしています。

池永康晟

痕・めぐみ

《痕・めぐみ》
池永康晟

以前ギャラリーアートもりもと(銀座)へ作品を観に行って以来の鑑賞になりました。作品の独特な肌の色は、岩絵具というもので描いています。

蚕・玲那

《蚕・玲那》
池永康晟

あらゆる絵具、基底材で試してみたものの、思い描いた通りの色が出ず、この色に至るまでになんと10年近くの歳月を費やしているそうです。そして発見した亜麻布と岩絵具という組み合わせは、ぬくもりと清らかさを大いに感じさせます

池永康晟とは?

池永康晟さんは大分県出身のアーティストさんです。20歳で上京して岩絵具を揃えたところから、独学で今日の作品ができあがっています。当初は思い通りの形を作ることができず、27歳で帰郷しています。

そこから、気紛れに亜麻布に家の前の畑から採った土を刷り込んで、湯をかけた瞬間に見事な黄土色を発見。これが転機となって再度上京して故郷で見た黄土色を10年近くかけて再現をしています。

金巻芳俊

玉響カプリス

《玉響カプリス》
金巻芳俊

前回の展覧会に行って以来のアンビバレンスを感じてきました。金巻芳俊さんの過去展覧会はこちら。

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今回は今までの作品とはまた違った作品が展示していました。

雲䨘オブスキュラ

《雲䨘オブスキュラ》
金巻芳俊

焦点が合っていない写真のような作品で、なんとなくフィルムカメラを思い出す映りでした。

金巻芳俊とは?

金巻芳俊さんは千葉県出身のアーティストです。2012年、損保ジャパン美術財団選抜奨励展にて新作秀作賞を受賞し、それを期に作品の評価が高まっていきます。

現在は日本はもとより、台湾、中国、香港、アメリカ、カナダ、フランス、ドイツ、英国など、お客さんからのオファーが絶えず、作品希望者の購入待ちはなんと10年にも及ぶとか。

今回出逢えたアーティストの作品

  • 知っていたけど作品を直接観たことがない
  • なんとなく観たことがあるけど、今回しっかり観ることができたもの

とも出逢うことができました。

こういう時間にもなるのが、アートの見本市の良さだなと思います。

ジュリアン・オピー

Megan.2.

《Megan.2.》
ジュリアン・オピー

点と線だけという最小限の要素だけで、「ジュリアン・オピーの作品だ!」と認識できる作品です。2019年に東京オペラシティ アートギャラリーで展覧会があったのですが、それに行けず以来、ずっといつかは実物を観てみたいなぁと思っていました。

歩いている人物の姿はまるで古代エジプトのレリーフのようです。

Boston head 15.

《Boston head 15.》
ジュリアン・オピー

作品からも感じる「省略の美」は、日本でいう書道の空白を大事にする部分と似たところがあるなと感じます。

ジュリアン・オピーとは?

ジュリアン・オピーさんは1958年イギリス・ロンドン生まれのアーティストです。80年代よりヨーロッパのアートシーンで頭角を現し、いまや世界各地でプロジェクトを展開しています。

パブリック・アートとして設置される例も多く、日本では電通本社ビルや高松港のほど近くでその作品を見ることができるます。

ジュリアン・オピーさんの他作品を観る

松山智一

Sayonara Karma

《Sayonara Karma》
松山智一

最近では新宿駅にパブリックアート《花尾》を制作されたことでも知られている松山智一さん。実際の作品を観るのは今回初で、ついに観ることができた!という感じでした。

松山智一とは?

松山智一さんは岐阜県出身のアーティストです。スノーボーダーとしてのキャリアを積んでいましたが、大怪我を機にアートの世界に転向するという来歴を持っています。

ニューヨークで活動をスタートし、お店の壁に絵を描き始めたことをきっかけに徐々に有名になり、ナイキとのコラボなどにつながっていきます。

他展示での松山智一さん作品はこちら

小澤香奈子

動く世界とゆっくりなもの

《動く世界とゆっくりなもの》
小澤香奈子

今回をきっかけに、さらに知ることのできたアーティストです。このキャラクターは子供が布を被さっている様子から着想を得て作品にしているようで、無邪気さを感じる作品が多かったです。

宿るー待ち合わせー

《宿るー待ち合わせー》
小澤香奈子

かわいさの中には無邪気さが潜んでいて、大人になってもなんでも触ってみたり口に入れてみたりする子供のような楽しみ方をするのも大事だなと感じました。

韓国での活動が多いようですが、今年は東京で展覧会をされるそうで、そちらも行ってみたい!と思いました。

小澤香奈子とは?

小澤香奈子さんは千葉県生まれのアーティストです。

たまごから足だけ出してはしゃいでいる子供のようなキャラクターの作品を制作されています。

他展示の小澤香奈子さん作品はこちら

無料ブースも注目

無料ブースも盛り上がりを見せていました。2か所に分かれていて、どちらも10分~20分ほど並んでいました

GACKT1 Laboratory Grown DiamondーMoecoー

《GACKT1 Laboratory Grown DiamondーMoecoー》

GACKTさんとのコラボ作品もありました。他にもいろんな種類の展示がされていて、盛り上がりがありました!

まとめ:アートの見本市は発見の場

アートフェア東京は知っている作品はもちろん、普段はなかなか観れないような作品まで、たくさんのアートを発見することができます。

アートフェア東京は明日まで、この機会にぜひ遊びに行ってみてください。

展示会情報

イベント名アートフェア東京2021
開催日程2021年 3月18日(木)– 21日(日)
3月19日(金) 12:00 – 19:00
3月20日(土) 12:00 – 19:00
3月21日(日) 12:00 – 16:00※最終入場は各日終了30分前
※3月18日(木)は招待制
会場東京国際フォーラム ホールE/ロビーギャラリー
入場料チケット 4,000円(税込)
チケット申し込みはこちら※小学生以下は、大人同伴に限り入場無料
※事前オンライン予約のみのお取り扱いです。
ホームページhttps://artfairtokyo.com

参考リンク

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東京の展覧会をめぐりながら「アートの割り切れない楽しさ」をブログで探究してます。2021年から無理のない範囲でアート購入もスタートし、コレクション数は15点ほど(2022年11月時点)
好きな動物はうずら。
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