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MEET YOUR ART FESTIVAL 2022 「New Soil」|都市で接するアートの祭典(15作家の作品も紹介)

よしてる
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都市空間にこんなアートイベントがあったら、あなたならちょっと寄り道してみますか?イベントをきっかけにアートと接するのもワクワクするものです。

今回はそんな体験ができた「恵比寿ガーデンプレイス」というランドマークで開催したMEET YOUR ART FESTIVAL 2022 「New Soil」の模様をご紹介します。

要点だけ知りたい人へ

まずは要点をピックアップ!

要点
  • 「MEET YOUR ART」とは、「アートと出会う」をコンセプトに2020年からスタートしたアートの専門 YouTube チャンネル &オンラインショップのこと。
  • 今回のイベントはアートに限らず、音楽や食事、ファッション、ライフスタイルといった異なる分野が集まったアートフェスティバルという点が大きな特徴。
  • 「New Soil」は「次の時代の新たな土壌(=Soil)」をテーマに開催。

本記事では3会場別で合計15人のアーティスト(順不同・敬称略:佐々木類、栗林隆、大巻伸嗣、宮永愛子、鈴木ヒラク、篠田太郎、仲衿香、菅原玄奨、やましたあつこ、飯田美穂、川端健太、三澤亮介、野澤梓、飯島秀彦、山田美優)と展示作品をご紹介します。それでは観ていきましょう!

「MEET YOUR ART」とは?

今回のイベントを主催している「MEET YOUR ART」は、「アートと出会う」をコンセプトに2020年からスタートしたアートの専門 YouTube チャンネル &オンラインショップです。運営は、エイベックス・グループの新事業開発を担う会社「エイベックス・ビジネス・ディベロップメント株式会社」が行っています。

YouTube チャンネルでは、MCの森山未來さんとナビゲーターの小池藍さんがアートの「”なんだか”よく分からない」をほぐしてくれる印象があり、「世界一わかりやすいアート講座」や「アーティストとの対談」を通して、特に若手アーティストの活動支援のプラットフォームとなることを目指しています。

例えばこちらの動画では「そもそも現代アートって何?」という説明しにくい言葉について、「社会や美術への問題提起、あるいは、メッセージや物語性のある作品」と簡潔に説明が成されていて、受け取りやすい形にまとめられています。

都市型のアートフェスティバル

今回のイベントはアートに限らず、音楽や食事、ファッション、ライフスタイルといった異なる分野が集まったアートフェスティバルという点が大きな特徴です。

恵比寿ガーデンプレイスという都市の中で物理的にも隣接し、普段は交わらない分野同士がアートを軸に繋がる祭典となっていました。

ちなみに、「New Soil」は「次の時代の新たな土壌(=Soil)」をテーマに開催されました。自然と人間をはじめ、様々な分野の分断を超えた「再接続(Re-connect)」から生まれる新たなビオトープとしての新たな土壌となるようにとの願いが込められています。

展示作品を鑑賞

今回は幅広い分野と再接続し、出会える場となっていましたが、本記事ではアートに焦点を当て、3会場で展示していた合計15人の作家とその作品をピックアップしてご紹介します。

会場1:ART EXHIBITION「The Voice of No Mans Land」

人間と環境のこれからの未来について思いを巡らすアート作品が並ぶ展示空間となっていました。作品には人間が関与できない要素も織り交ぜられていて、人間中心での思考から、人間を取り巻く環境との共生へ自然と視線を誘導するような場となっています。

ちなみに、展示をキュレーションした山峰潤也さんは「KAWS TOKYO FIRST(2021)」の日本側監修をされた方です。

会場は2つに分かれていて、メインとなる会場には大型作品が展示されていました。

佐々木類:植物の生きた証を保存した作品

《植物の記憶:Subtle Intimacy(2012-2022)》
2022、佐々木類

佐々木類(ささき るい)さんは1984年、高知県生まれのアーティストで、武蔵野美術大造形学部工芸工業デザイン学科ガラスコースを卒業後、米ロードアイランド・スクール・オブ・デザイン大学院ガラス科修士課程を修了されています。

植物が埋め込まれたガラスで作られた部屋のような作品。LEDで光るガラスの壁が乱反射し、宇宙の星を観ているような、幻想的な雰囲気を醸し出しています。

この作品は、訪れた場所で採集した植物を板ガラスに挟んで焼成する手法で制作しているシリーズです。

制作で大切にしているのがフランスの作家サンテグジュペリの「星の王子さま」にある有名な一節、”大切なことは目に見えない”なのだそうです。嗅ぎ慣れた土地の香りや夏休みの景色を保存しているような、懐かしい雰囲気がありました。

栗林隆:原子炉に見立てたサウナのアート作品

《元気炉3号基》
2022、栗林隆

栗林隆(くりばやし たかし)さんは1968年、長崎県生まれの美術家です。1993年に武蔵野美術大学日本画科卒業後、2002年にデュッセルドルフ美術アカデミーでマイスターシューラー号を取得されています。

社会や自然、そして日常生活や身体の境界やその多義性をテーマに作品を制作していて、特に大型インスタレーション作品が有名です。

《元気炉》シリーズは2011年の福島での震災が残した爪痕を直に見た経験が大きなインスピレーションとなっているそうです。炉で炭や薬草を燃やし、温められた蒸気がパイプを通してミノムシ型のサウナに入り、中を温める仕組みになっています。

この仕組みは原子力発電所を想起させる部分があり、例えば、サウナに入り火照った身体を燃料棒、火照った身体を冷水でクールダウンする身体を制御棒と捉えることができます。そして、出てきたら身体は元気=エネルギーがあふれた状態になっています。

ここ数年でホットな話題となっているサウナですが、作品には社会的な批評が込められています。複数人で準備する作品(サウナ)の体感を通して社会問題と接続し、会話を生み、思考のきっかけを生んでいるようでした。

ちなみにこの《元気炉》シリーズは日本にある原子炉の数と同じ55基まで制作したいと考えているそうです。

大巻伸嗣:始まりがまた始まっていく様子を感じる作品

《トキノカゲ》
2019、大巻伸嗣、協力:アートフロントギャラリー,Mind Set Art Center(台北)

大巻伸嗣(おおまき しんじ)さんは1971年、岐阜県生まれのアーティストです。東京藝術大学美術学部彫刻科卒業後、東京藝術大学大学院美術研究科彫刻専攻を修了されています。

作品は主に展示空間を非日常的な世界に生まれ変わらせ、曖昧で捉えどころのない「存在」に迫るためのインスタレーション作品を制作しています。

《トキノカゲ》は、床から吹き出す空気で一枚の布が上下に動く作品。暗がりの中で風に乗る布は銀色に輝き、それを観ていると「無」の時間をみつめている感覚になります。

そして、布の上下は幕が上がって降りるを繰り返していて、始まりがまた始まっていく様子も感じ取ることができます

感じたこのふたつの感覚から、一度失った時間は何度見つめても返ってくるものではないけれど、ひたすらに進む時間は常に始まりを歓迎してくれている、ということに気づかせてくれます。

また、小型作品は別会場に展示されています。こちらの作品は購入もできるようでした。

宮永愛子:時間経過の記録を結晶化し視覚化した作品

《message》
2021、宮永愛子、ナフタリン,ミクストメディア、協力:Mizma Art Gallery

宮永愛子(みやなが あいこ)さんは1974年、京都出身のアーティストです。1999年に京都造形芸術大学美術学部彫刻コースを卒業、2008年に東京芸術大学美術学部先端芸術表現専攻修士課程を修了されています。

宮永さんの作品は変化を伴う表現が含まれているのが特徴です。変化は一見儚く映るものですが、それを「世界が均衡を求める力」と捉え、変化がしなやかな強さを手に入れることを教えてくれます。

置き時計のオブジェはナフタリンという素材でできていて、時間と共にオブジェの形を失っていくようになっています。ナフタリンは常温で昇華する(個体から気体に変化すること)特性を持っていて、気化したナフタリンがガラス面に付着することで結晶化しています。つまり、密封されたガラスケースの中では質量保存の法則が成り立っていて、結晶の成長を通して時を視覚化する作品となっています。

理系心をくすぐる、実験的な要素が入っているアートも面白いですよね。

鈴木ヒラク:線を”発掘”するアート作品

《bacteria sign #46》
2018、鈴木ヒラク、木製パネルに土,枯葉,アクリル

鈴木ヒラク(すずき ひらく)さんは1978年、宮城県生まれのアーティストです。武蔵野美術大学造形学部映像学科卒業後、東京藝術大学大学院美術研究科を修了されています。

「環境に潜む線を発掘する」という、描くとは違った観点から現代の時空間におけるドローイングの拡張性を探求した作品を制作しています。

展示していた作品は一見すると記号的に見えますが、近くで観ると枯葉の葉脈の中心線で線を描いていることが分かります。葉脈のカーブをつなげて、土の上に記号を描くように配置し、いちど土に埋めてからその線を発掘しているそうです。

考古学の視点が組み込まれ、架空の化石発掘をしているような制作過程を経たアート作品にロマンも感じます。

篠田太郎:日本の特殊な空間概念の要素を反映した作品

《桂・口 Katsura 02》
2020、篠田太郎、キャンバスに油彩、協力:MISA SHIN GALLERY

篠田太郎(しのだ たろう)さんは1964年生まれ、東京出身のアーティストです。日本庭園の造園家としてキャリアをスタート後にアーティスト活動を開始しています。

宇宙を含む森羅万象を「人類の営みが共在するような進化する自然として理解する」ことをテーマに作品制作をしています。

展示作品は写真だと見えにくいですが、よく見ると中心に向かうほどゆるやかに曲面を描きながら窪んでいます。

この《桂 KATSURA》シリーズは、日本庭園として最高の名園といわれている桂離宮との関連性が取り上げられています。二次元や三次元に納まらない、日本の特殊な空間概念の要素も反映しているそうです。

共通認識としてある「キャンバスは平面である」という前提を問い直すような作品で、空間の捉え方について考えさせられる作品です。

また、これらの作品の展示空間は暗くされていて、環境と鑑賞者=ヒトとの境界線を曖昧にして、環境やアートとの再接続を後押ししてくれているようでした。

篠田太郎さんの他作品はこちら

会場2:ART FAIR「”New Soil” presented by MEET YOUR ART PICK UP ARTIST and coconala」

二つ目の会場ではYouTube番組「MEET YOUR ART」に出演したアーティストを含む、新進気鋭アーティスト総勢20名の作品が並ぶ空間となっていました。

会場にはアーティスト自身もいらっしゃり、気になる作品があれば気軽に質問し、対話を通して「アートとの出会い」が生まれる場となっていました。

仲衿香:今当たり前にあるモノを保存するタイムカプセルのような作品

《avex》
2022、仲衿香、Acrylic on panel、116.7cm×116.7cm(S50)

仲 衿香(なか えりか)さんは長野県出身のアーティストです。2019年東京造形大学絵画専攻を卒業されています。

今回は、今あるロゴをはじめとした記号を切り取り、絵画へ落とし込んだ、例えるならタイムカプセルのような作品が展示されていました。

2017年から使われているエイベックス株式会社のロゴですが、このロゴが数十年後もこのままとは限りません。目の前に当たり前にある物事をアートとして保存し、時間を経た時の見え方の変化も楽しめる作品です。

他のロゴ作品についてはこちらもチェックしてみてください。

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菅原玄奨:消費的な素材と表現から個性=多数派を感じる作品

《Ectoplasm #1》
2022、FRP、830mm × 250mm × 150mm

菅原玄奨(すがはら げんしょう)さんは1993年、東京都生まれのアーティストです。2018年に東京造形大学大学院造形研究科修士課程彫刻専攻を修了されています。

「テクスチャーと触覚性」 をテーマに、FRP(繊維強化プラスチック)や粘土を主な素材とした彫刻作品を発表しています。

今回展示している作品は見た目の質感の美しさを感じるもので、プラスチック製と言われないと気づけないほどです。そこには、消費的なファッションを纏い記号化されていくヒトを通し「移ろいゆく現代の表層や実態の拠りどころのなさ」が表現されています。

自分だけが個性的であると思っているファッションも、その情報収集の元にはネットや広告などの影響があり、枠の中で個性を名乗っていることに気づかせるような作品ですね。

やましたあつこ:動植物が共存する幸せな世界を映し出した作品

《once upon a time》
2022、やましたあつこ、パネルに和紙,岩絵具,透明水彩,ペン,色鉛筆,鉛筆、10号(530mm×455mm)

やましたあつこさんは1993年、愛知県生まれのアーティストです。2018年に東京藝術大学美術学部絵画科油画専攻を卒業されています。

自身の体験や内面でつむがれる物語をキャンバスに描き起こした作品を制作しています。

今回の展示では絵本のように作品同士が隣り合った連作のように構成されていました。前回観た作品よりも鮮やかさが増している印象で、新しい場面展開に進んでいるように感じます。

赤毛の少女と鹿、そして朝顔のような植物がメインで描かれた作品からは、動植物の共存を描いているように感じます。お互いが安らかにその場で生きている雰囲気があり、「邪魔のない幸せな世界」が映し出されていました。

他展示でのやましたあつこさん作品はこちら

飯田美穂:既知のイメージから新たなコミュニケーションを生む作品

《Image, Manet》
2022、麻布を脱色,膠,アクリルガッシュ、700 × 595 × 18 mm、©️Miho Iida

飯田美穂(いいだ みほ)さんは1991年、愛知県生まれのアーティストです。2018年に京都造形芸術大学大学院芸術専攻芸術研究科ペインティング領域油画コースを修了されています。

絵画への愛とオールド・マスターたちへのリスペクトを込めて多様な名画をモチーフに、抽象化されたイメージを描いています。

とても薄い麻布に作品を描いていて、光の差し込み方によっても表情を大きく変えていました。この作品のモチーフは、マネの《草上の昼食》をもとに制作されています。有名な西洋絵画という、ひとつの共有されたイメージから新たなコミュニケーションを生んでいるようです。

川端健太:現代的な視覚体験やコミュニケーションをテーマにした作品

《tone7》
2021、川端健太、木製パネル,綿布,鉛筆,アクリルエマルジョン、1167 × 1167mm

川端健太(かわばた けんた)さんは1994年、埼玉県出身のアーティストです。2019年に東東京藝術大学美術学部絵画科油画専攻を首席卒業され、現在は同大学の大学院油画技法材料研究室に在籍されています。

現代的な視覚体験やコミュニケーションをテーマに、この時代における感覚を掘り下げ絵画として表現しています。

特徴的なのが作品の解像度と光沢です。写真でも捉えきれない、細胞まで観て描いているかのような繊細な線が印象的です。そして、光沢の処理がされていることで鑑賞者が作品に映り込むというある種のノイズも生まれています。

まるでスマホの画面を見ているようでもありますが、作品は多層的で情報量が多く、視覚情報からひとつひとつ層をめくりながら会話のキャッチボールをしているような感覚になる作品でした。

他展示の川端健太さん作品はこちら

三澤亮介:戻れるものと戻れないものを違和感なく掛け合わせた作品

《Awakened gaze#1》
2022、三澤亮介、MixedMedia On Canvas Panel (Giclee+Acrylic,AcrylicGouache,AcrylicMarker)、910 × 727mm(F30)

三澤亮介(みさわ りょうすけ)さんは1992年、福井県出身のアーティストです。2016年に立教大学映像身体学科を卒業後に、広告代理店を経て写真家デビューし、2020年より現代アーティストとして活動をされています。

イメージ先行の写真により自身の心象風景を表出させる「写真メディアのパラドックス」をコンセプトに、写真から絵画までをクロスオーバーさせた独自の手法で作品を制作しています。

性別や人種が一見すると分からない人物像(=Them)を描くことに取り組んでいて、今回の展示作品もパズルのようにデジタルイメージ画像の一部に彩色を加えているそうです。

デジタル上で生まれた肖像画にアナログのピースを組み合わせることで、戻れるものと戻れないものを違和感なく掛け合わせる、ボーダーレスを感じる作品でした。

野澤梓:懐かしさや哀愁を感じる少女の作品

野澤梓(のざわ あずさ)さんは1994年、静岡県出身のアーティストです。2019年に東京藝術大学絵画科油画専攻を卒業されています。

複数のレイヤーとイメージを多用した少女の絵画作品を制作しています。

空色をした髪の上には所々に星マークや結び目マークのようなものが浮かんでいたり、首元の影はどこかマンガチックに斑点があったりと、まるでプリクラ加工したように描かれています。

そんな様子からか、どこかノスタルジックな印象を感じつつ、少女の目に浮かぶ涙からセンチメンタルな様子も含んでいる、独特な趣があります。

会場3:POP UP SHOW「CROSSOVER」

ガーデンプレイスのストリートに面したスペースでのPOP UP SHOWは無料で観覧ができる空間となっていました。ガラス張り越しから作品が見えるようになっていて、たまたま恵比寿を訪れた人もアートに触れる機会を作る場となっていました。

アートと外にある日常をシームレスにつなげ、両者の境界線を超えた出会いを生んでいます。

飯島秀彦:心の拠り所をぬいぐるみを通して描いた作品

《invader》
2022、飯島秀彦、顔料インク,アクリル絵の具,木製パネルにジェッソ

飯島秀彦(いいじま ひでひこ)さんは1999年、愛知県出身のアーティストです。現在愛知県立芸術大学美術学部デザイン・工芸科 デザイン専攻に在籍されています。

心の拠り所をテーマとして、ぬいぐるみを媒体にした作品を制作しています。作品の表現手法は顔料インクによる細密画と絵の具によるべた塗り表現の2つの手法を用いて、ものに宿る2面性を表現しています。

ぬいぐるみの顔の部分には黒とカラフルな部分のふたつが描かれていて、黒い部分が目を背けたくなるような負の感情、カラフルな部分が理想的な自分でいれる正の感情のように感じます。

どちらの感情もあってこそ分かる痛みや喜びがあると訴えているようでした。

山田美優:時代や社会の流れの狭間に生きる誰かを投影した作品

《ABC company》
2022、Acrylic on canvas、φ70.5

山田美優(やまだ みゆ)さんは1994年生まれのアーティストです。青山学院大学法学部を卒業されています。大学在学中より絵を描き始め、ギャラリーを中心に様々な場所で作品を発表しています。

わたあめのような顔をしたキャラクターは、時代や社会の流れの狭間に生きる誰かを投影していて、鉢に描かれた「ABC」も、その匿名性を表しているようです。

匿名の誰かが集まり形成されている社会の中では、表面上は異なりますが興味を示さなければ皆同じヒトに見えてしまうものです。だからこそ周りを気にしすぎずに我を通してみてもいいのではと、勇気を与えてくれているようでした。

まとめ|お出かけの通りがけにアートと接続する体験を

MEET YOUR ART FESTIVAL 2022 「New Soil」は、恵比寿という都市空間で多種多様なアートと出会うことができるアートイベントでした。今回のイベントが目的ではなくても、たまたま訪れた人がアートと接するきっかけになったのではないかなと思います。

MEET YOUR ARTは今回のイベントの他にもYouTube上で「アートと出会う」きっかけを提供しているので、こちらもぜひ観て、自分にとっての好きなアートを発見してみてくださいね。

展示会情報

展覧会名MEET YOUR ART FESTIVAL 2022 「New Soil」
会場恵比寿ガーデンプレイス
(「ザ・ガーデンホール」「ザ・ガーデンルーム」「時計広場」「センター広場」「シャトー広場」「PORTAL POINT」)
〒150-0013 東京都渋谷区恵比寿4丁目20−3
会期2022年5月13日(金)〜5月15日(日)
時間5月13日(金)
広場:12:00〜21:00
アートチケットエリア(ザ・ガーデンホール/PORTAL POINT):17:30~21:00
※アートチケットエリアに関して、12時00分〜17時30分まではメディア/VIPプレビューとなります。
5月14日(土)
全区画:10:00〜21:00
5月15日(日)
広場:10:00〜20:00
アートチケットエリア(ザ・ガーデンホール/PORTAL POINT):10:00~18:00
サイトhttps://avex.jp/meetyourart/newsoil/
観覧料■前売り
一般:¥2,000(税込)
学生:¥1,000(税込)
■当日
一般:¥2,500(税込)
学生:¥1,500(税込)

※サムネイル画像は撮影画像を元にCanvaで編集したものを使用しています。

最新情報はInstagramをチェック!

ABOUT ME
よしてる
1993年生まれの会社員。東京を拠点に展覧会を巡りながら「アートの割り切れない楽しさ」をブログで探究してます。2021年から無理のない範囲でアート購入もスタート、コレクション数は25点ほど(2023年11月時点)。
アート数奇は月間1.2万PV(2023年10月時点)。
好きな動物はうずら。
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